Baldwin & Co.
2007年3月3日に公開になる「パヒューム ある人殺しの物語」の試写を見させていただきました。
舞台は18世紀パリ。悪臭立ち込める魚市場で一人の子供が産み捨てられる。親の愛すら知らぬ彼に神が唯一与えたのは、あらゆるものを嗅ぎ分ける驚異的な嗅覚だった。一切の体臭を持たない特異体質と、その嗅覚による奇行から周囲に疎まれ続ける主人公。
ある時、街で偶然出会った女性の芳しい体臭に取り憑かれてしまった彼は、その香りを手に入れるために調香師となり、日々香水造りに没頭してゆく。非凡な才能から生み出される数々の香水は、瞬く間に人々を魅了するが、それは彼の求める香りではなかった。
やがてパリを震撼させる連続殺人事件が発生する。被害者はすべて若く美しい娘で、髪を刈り落とされた全裸死体で発見される・・・。
犯罪史上最も純粋な動機が彼を狂気へと駆り立て、そして物語は、かつて誰も目にしたことのない驚愕の結末へと向かってゆく・・・・・・・・・。
と言う内容です。
映像を見るとまるでその香りが香ってくるような気がする・・・それが第一印象。そしてこのブログを見てくださる方々が興味をもたれるのは多分、水蒸気蒸留法やアンフルラージュなどの抽出法が映像で見られること。そしてグラースの美しいラベンダー畑の風景。
また、「流行の香り」を模倣するときには、ライム、ネロリ、クローブ、シナモン、パチュリーなどみなさんおなじみの精油が登場すること。当時の「流行の香り」がイメージできるのは、アロマをやっている恩恵ですね!
誰もが愛の精神に満ち、解放される・・・そんな究極の、そして世界に1本の香水を作る、それは香りに携わっている私たちには、永遠のテーマであると思います。
彼が作りだす方法は、人としては、決して行なってはいけない方法ではあるけれど、彼にはそれを超越した何かを、そして香りは神聖なるものであると認めさせられるような強いメッセージさえ感じます。
「究極の香り」のコンテストが開催されるとのことです。どんな香りが応募されるのか、興味のあるところです。詳細がわかりましたら、お知らせしたいと思います。
試写の機会を与えてくださったGAGA関係者の方に感謝します。
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