Baldwin & Co.
週末はイギリスのお話です。
ブックバインディングとは・・・その名のとおり、本を作ることです。本って言ったって書く訳ではなく、装丁の方です。中の紙を折り、背を縫い、ハードカバーをつけるんです。その一つ一つの行程が、「これイギリス人がやるの?」っていうくらい細かく、手が込んでいるんです。びっくり。
なぜかこのクラスには、ご年配の方が多く、老人会の乗りで、銘々に自分の作業を行っています。
あとでわかったことですが(笑)、この技術は、アンティークを愛するこの国ならではのものだったんです。アンティークの本を修復するのに、この技術が必要とされるのです。そして、このクラスで学んで、希望すれば、修復をする仕事を紹介してもらえるそうです。古本屋さんの類の仕事から、政府関係の仕事まで、かなり幅広く必要とされている技術だそうです。さすが、アンティークを愛する国ですね。
さて、私がこのクラスに入るのには、ちょっと大変な思いをしました。
前記したように、このクラスには老人会の方々がいらっしゃって、新しく入れる人数はほんの数人なのです。その数人は全くの素人なわけなので、先生の手がかかるのです。
ほとんどのクラスは9月から新しく始まりますが、途中の期でも空きがあれば入れますが、ブックバインディングのように数人しかとってくれなかったり、人気のあるクラスは半年とか1年とか待たないと入れない場合があります。
私も申込に行った時には、キャンセル待ちだと言われました。来れば待ち状況を教えてあげるよ、と言ってくれましたが、キャンセルが出たからと、連絡をくれるわけではなさそうです。
ということで、カレッジに行く度にしつこくしつこく確認してもらってました(笑)。
もう今日でキャンセルがなければ、今期は無理と言う日に確認に行くと、やっぱりキャンセルは出ていなく、クラスに入るのは絶望的でした。すると事務局の人が、「クラスが始まる日に来て、直接教室に行って、先生に頼んでごらん。100%とは言えないけれど、結構入れてくれるよ!」っと教えてくれたのです。粘ってみるもんですねぇ~。
と言うことで、ブックバインディング最初の日に、教室に行き、先生を見つけ、直談判しました(笑)。あの時、そんなことをしたなんて、今思うと赤面です(汗)。
最初は、無理無理と言っていた先生も、「いつ日本に帰らなくちゃ行けないかわからないから、次の期まで待てないんです。でも、どうしてもイギリス伝統のブックバインディングを学びたいんですぅ~!」と懇願する私(私って、女優になれ?)。
さすがにね、ここまで言われちゃ~、先生もだめとは言えず、まっ、一人くらい増えてもいいっか。と認めてくれました。やったぁ~!!
ということで、めでたくブックバインディングを勉強することができました。これは今自作会社案内の作成に役立ってますぉ~。機会があったら、また始めたいなっと思います。
でもね、このブックバインディング、結構大変でした(汗)。近いうちに作品お見せしますね。
水仙が咲くと、一気に春を感じます。このころになると陽もだんだんと長くなり、暗い冬とさよならです。
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